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農業共済新聞

仲間の存在が支えに

【2023年3月3週号】「助けてくれる畜産仲間に感謝している」と話す登島健仁さん(55)は、瀬戸内町にある与路島で繁殖経営を営み、母牛39頭を飼育。牛飼い仲間に支えられながら、大好きな与路島の活性化へ奮闘する。


▲「好きな与路島が活性化するように頑張りたい」と登島さん

 
〈与路島で牛飼い ひたむきに〉
 登島さんが畜産を営む与路島は奄美大島の南端にある島で、現在約60人が暮らしている。奄美空港から車で古仁屋港(約2時間)に行き、定期船で約2時間かかる島だ。登島さんは41歳の時に親と暮らすため与路島へ帰郷。父から8頭の牛を譲り受け、農業をスタートさせた。
 

 
 与路島では1日1便の定期船が頼り。悪天候が続けば牛の飼料が不足し、獣医師の往診もなくなる。「農業をする上でハンデは多いが、自然豊かで海がきれいな与路島が好き。自分が頑張ることで与路島の活性化につながればうれしい」と話す。
 奄美大島では子牛のセリ市が2カ月に一度開催される。以前は北部の笠利セリ市、南部の瀬戸内セリ市と2カ所で行われていたが、2021年に笠利セリ市へ一本化された。笠利セリ市へは船と車で約4時間と、日程的にどうしても泊まり込みでの参加になるため負担になっている。

 
 
〈農家との情報交換 セリ市を活用〉
 セリ市を一本化したことで他地域の農家との交流の機会が増え、新たな情報交換の場ができたというメリットもある。「与路島ではどうしても情報交換が頻繁にはできない。今は笠利の農家にも知り合いが増えて、いろいろ教えてもらっている」と前向きだ。
 

 
 

▲与路島への移動は1日1便の定期船に乗って

〈助言受け経営改善へ〉
 畜産仲間のアドバイスから、分娩前の検温をするようになり、子牛が生まれてくるまでの日数が予測できるようになった。このほか、母牛の飼養方法や牧草の栽培方法などを教わり、経営改善に役立てている。 
 当面は現状維持でコロナ禍や物価高などの状況を乗り越えたいという登島さん。「一番大切なのは農家仲間だとあらためて実感した。みんな苦しい中でも力になってくれる。今は厳しい状況だが経営改善をして乗り越えていきたい」と力強く話してくれた。

 

 

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