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農業共済新聞

徳之島でメロン 特産化に挑戦

【2022年1月3週号】「お客さまに『おいしい』と言われるメロンを作り続けたい」と話す天城町瀬滝の吉川勝也さん(37)。徳之島では珍しいメロン(9㌃)の栽培に挑戦し、特産品化に向けて奮闘している。

「メロンはデリケートで難しい作物のため、島では栽培している農家が少なく、珍しい作物。だからこそやりがいがあると思い、挑戦を決めた。何事もチャレンジ精神です」と吉川さん。2017年に神奈川県からUターンし就農。1年間天城町農業研修センターで経験を積み、18年から本格的にメロンやパッションフルーツの栽培をスタートさせた。

 「徳之島は台風地帯で苗の入荷や出荷などうまくいかないことが多い。離島の農業の難しいところだが、それを言い訳にしたくない」と話す。2年前、台風の影響で苗の到着が1カ月ほど遅れ、植え付け時期がずれてしまい、甘味がなかなかのらず収穫作業にまで影響が出た。
 
 

農業保険に加入 挑戦の後押しに

この経験から、園芸施設共済に加入。また、リスクに備え、収入保険にも加入した。「今まで以上に安心して農業ができるようになった。新たな品目にも挑戦していきたい」と話す。
 日々の栽培管理で最も力を入れているのは土作り。インターネットなどで情報を収集し、研究を重ねる。「徳之島の土は赤土で粘土質のため、自家製のぼかし肥料を使って通気性と排水性を改善している。農業は過程も大事だが、それ以上に結果が大事。常に『甘くておいしい』と言ってもらえるようなメロンを作りたい」と力強い。

 収穫したメロンは同町内にある実家の吉川果樹園の店頭で販売しているほか、天城町、伊仙町のふるさと納税の返礼品に採用。「一生懸命育てたメロンやパッションフルーツを食べて喜んでもらえることが一番うれしい」と笑顔を見せる。

今年は仲間と一緒に新たに生産組合を立ち上げる予定だ。「規模が大きくなるため、販路拡大や加工品にも挑戦し、徳之島産メロンの良さを全国各地へ発信していきたい」と前を見据える。
 
 ▽その他の経営規模=パッションフルーツ9㌃、実エンドウ2㌃、サトウキビ30㌃
 

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